■講演メモ (つくる会某会員) 2010/06/19 22:38:20

藤岡会長講演(「歴史・公民検定提出と教科書運動の新展開」)

内容の深さといい、仔細な実証的説明といい、完璧でした。さすがです。

内容は、
・戦後の日教組の支配は今日まで影響している。彼らの戦略は
 「教科書検定制度」の支配。日教組と組めば儲かる・・という
 かたちで出版社を篭絡してきたのが戦後の歴史であった。
・その偏向は1952年の講話条約締結以後、酷くなった。
 1955年、日教組主導による採択基準ができてさらに酷くなった。
・教科書偏向の三大ポイントは
 @南京事件・・・既に学問的には決着がついている。
 A慰安婦問題・・平成8年6月の中学校歴史教科書に「従軍慰
    安婦」登場
 B沖縄問題・・・『正論5月号』(藤岡先生)参照
   *梅澤証言を裏付ける家族目撃情報が確認できた。大阪高裁
    判決に影響を与えるだろう。
・日本書籍撤退は、つくる会の功績である。採択毎にシェアを減らし、
 シェア5%を割ってから、息が尽きたということ。
 石原知事が教育長を集めて「学校票追認はダメ!」と念を押してから
 教科書採択の世界が変わった。それまでの癒着体質から、教科書の
 中身で勝負・・という姿勢に変わった。
・浜教組問題は悪質だ。彼らの大失態ともいえる。
 浜教組支援で当選した林文子市長が今後どう出るか・・にかかっている。
 法的には、明らかに「違法」。
・市教委、文部科学大臣に対する請願対応中。
 市教委の警告程度で済む問題ではない。行政ポストの乱用や、
 資料集の回収問題が残っている。徹底的に叩くことが必要。
・来年度から横浜市は1採択区になる。all or nothing の闘いとなる。
 浜教組問題も含め、十分心して処することが必要だ。

・日教組出身・輿石は鳩山下ろしの中心者。鳩山は腹いせに、小沢、
 小林辞任をうながした。結果はそのとおりとなった。輿石に一矢報いた
 かたちとなった。


■講演メモ 補足します。 (つくる会某会員) 2010/06/20 9:03:32

・立派な首長を選ぶことが、教科書採択でもいかに大事か、杉並、横浜 の例を
 みても分かる。
・参議員選挙でもし民主党が過半数勝利ともなれば、次々と一連の解体法案が
 通る。そうなったら日本は終わり、中国の東海自治省になるしかない。
 参議員選挙後3年間は国政選挙はない。その間に日本が日本でなくなる。
 山田区長が結党を決意したのは、それが大きな理由である。
 (いま行動しなければ!・・ということでしょう)
・口蹄疫問題は阪神淡路大震災以上の大災厄、民主党の大失態だ。自民党
 政権だったら内閣はとうに潰れていた。牛を埋める現場は凄惨そのもの。牛の
 体内が波打っている。体内からどろどろの液体が流れ出し、異臭を放っている。
 電波をおさえている原口総務大臣が報道管制をしいたとも言われている。
 マスコミが意図的に報道をおさえていることは確かだ。
・小沢の戦略は政権奪取のためには、最左翼とも手を握る。輿石を重用している
 のはその証左。
・菅首相は、つくる会は政治運動だと言った。とんでもない。政治運動をしている
 のは日教組だ。その日教組を民主党は取り込んでいる。